振る舞いが [ 品質 ] の向上に繋がる

本記事は「2015年5月」に投稿した社内掲示板より再編集したものです。

最近、[ 品質 ][ 納期 ] について、改めて考える機会がありました。

わかりやすいコラムを見つけたので紹介します。
以下では、[ 品質 ] について2つの要素があると言っています。

成果物の品質
成果物の品質とは、顧客の手元に納品される成果物が、顧客要求事項に定義されている目的を満たした状態であることを意味します。

プロセス(マネジメント)品質
プロセス(マネジメント)品質とは、IN(顧客要求事項の確認)→ OUT(成果物の納品)される間のプロセスの質を意味します。例えば、スケジュール管理、コスト管理、変更管理、人的管理等の品質が含まれます。

[ 品質 ] の向上 = 常により良い振る舞いをしていくこと

ここから分かるとおり、作成した製品/商品に対する要素だけでなく、その製品/商品に対するユーザへの振る舞いが大きな要素だということです。

つまり、バグの全く無い要求通りの製品/商品を提供したとしてもそれだけではユーザの満足には繋がりません。

どれだけユーザのことを考え、常により良い振る舞いをしていくことが、 [ 品質 ] の向上に繋がる

ということだと思います。

これは開発だけでなく、ユーザサポートでも同じで、ユーザが困っていることをヘルプして解消したとしても、どれだけ親身になってくれたか、わかりやすかったか、で満足感が異なります。

簡単なことではないですが、より品質の高い仕事をしていきたいですね。

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この記事を書いた人

阿部智紀
阿部智紀
トラスティア株式会社 専務取締役
テクニカルディレクター
長期に渡り、アジャイル開発を推進・実行しています。