システム開発でメンバーに助けを求める時の3つのコツ

仕事でハマってしまった際、リーダーに助言をいただき、納期内に終わらすことができました。
「人に助けを求める」ことは大事だと改めて痛感する今日この頃。

仕事にハマり、上司から「いつになったら終わりそう?」と聞かれ、
「今日中になんとかします・・・」
と返した事がある方もいらっしゃるかもしれません。

とは言ってみても、翌日もできていなければチーム全体に、ひいては顧客や会社、自分自身にも損になってしまいます。

ではどうしたら良いのか?
「周りに助けを求める」
ことができれば、もっと早く仕事を終わらせることができると思います。

毎日終電では普段通りの頭の回転にはなりませんし、悪循環です。
体調も崩しがちになってしまいますよね。

前置きが長くなりましたが、「システム開発でメンバーに助けを求める時の3つのコツ」について述べてみたいと思います。

コツ1:目線を高くする

かくいう自分も人に助けを求めるのが下手でした。(今でも?)
会社の人と相談したこともあります。「助けを求めることに抵抗がある」と。

なぜ抵抗があるかというと、

「頼まれた以上は自分でなんとかしたい」

「周りも忙しそうなのに迷惑をかけられない」

「頼みにくい」

等々あると思います。

でもそう考えていると余計泥沼にハマります。
ではどうしたら人に頼めるようになるか。

「目線」を

「プロジェクトを成功させるには、会社に利益を出すには、顧客に貢献するにはどうしたらいいか」

に置くと良いと思います。目線を高くするという感じです。

そうすれば、
「なりふりかまわず助けを求めることが自分のなすべきこと」
と考えられようになりますよね。

仕事は一人でやるものではなく、チームでやるものだと思いますので。

コツ2:理由を添える

頼むにしても「この仕事をお願いできますか?」ではダメです。
「なんで自分が?」と相手が渋々になってしまいます。

どうすれば良いかというと簡単で「理由を添える」だけです。

人間の心理として、「人間は自分がやることに、理由を欲しがる」という性質があるそうです。

「すみません、先にコピー取らせてもらっていいですか?」

ではなく、

「すみません、<急ぎの仕事があって> 先にコピーを取らせてもらえますか?」


「理由」を添えると、倍以上の人が快く譲ってくれたという研究データがある
そうです。

しかも、理由の質はどうでもよく、理由さえあれば良いそうです。

「この仕事を代わりにやってもらえますか?」

ではなく

「この仕事を <ハマってしまったので> やってもらえますか?」

と言えば良いようです。

極端な話、

「この仕事を <やっていただきたいので> やってもらえますか?」

でも良いです。質ではなく、理由があることが大事です。

コツ3:頼むタイミングに気を配る

人に何かを頼む際には、タイミングが悪いと怒られてしまうこともあるかもしれません。
(これが頼みにくいに繋がるという・・・)

一番良いのが、相手の手が空いてる瞬間仕事がひと段落して余裕がある瞬間かと思います。

しかし、なかなか空気を読むのも難しいです。

なので最初に一言、

「相談したいのですが、お時間ありますでしょうか?」

「空いた時間で結構ですので、相談させて頂けますでしょうか?」

という風に、「相手の都合に配慮」しておきたいところ。

「今すぐ教えてください」では押しつけがましくなってしまいます。

あと、普段からコミュニケーションをとって、信頼関係を築いておくことも大事ですね。

 

以上が「システム開発でメンバーに助けを求める時の3つのコツ」になります。

一見、当たり前のことばかりのように思えますが、この当たり前が案外難しいことだったりしますよね。

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この記事を書いた人

K.T
K.T
一介の道産子ソフトウェアエンジニア。
Javaなどオブジェクト指向言語を得意とする。
エクストリーム・プログラミング (XP)が提唱する5つの価値である
「コミュニケーション、シンプル、フィードバック、勇気、リスペクト」
を実践・体現するエンジニアを目指し、日々研鑽中。