プログラミング経験ゼロで入社した2期生のリアル

トラスティアでは新卒者の採用は理系・文系問わず募集していて、会社説明会では「プログラミング経験がまったくのゼロでもOKです。」と学生の皆さんにお伝えしています。そして新卒2期生は5名中3名がプログラミング未経験者です。

とはいえ、本当にやっていけるのか…という不安があると思います。
そんな就活生の参考になる記事をということで、プログラミング未経験の2期生3名が、入社後の体験や気持ちを語ってくれました。

IT業界・トラスティアを志望した経緯は?

Y.Sさん
きっかけは、経済学の授業でした。私の短大だと就職先は観光業、ホテル業界、航空業界…あとは事務が多いのですが、ここ数年でIT業界に進む人が出ているという話を聞いて、新たな可能性を感じました。そこからIT系の1Dayインターンシップに足を運び、少しだけですがプログラムを書いて、そこで動くものができて感動しました。元々、パソコンに触れることや何かを作ることが好きだったのも大きいと思います。IT業界への憧れや技術を身に着ければ将来困らないだろう…という考えも勿論ありました。
Y.Nさん
抽象的ですが私は新しいものが好きで、IT系は流動的で面白そうだなと感じました。自分が好きなこと、かつ長く働ける業界がよかったのでIT業界を志望しました。会社選びは会社説明会や面接での雰囲気を重視しました。
Mさん
大学の司書の授業でデータベースを作ったことがあり、作ったものが動く面白さを感じました。北海道アルバイト情報社が企画したITジョブトレに参加したのですが、講師の方からトラスティアのことを聞き興味を持ちました。

研修はついていけた?

Trustia
入社後はプログラミングの基礎を学ぶため、2か月間の外部研修を受けてもらっていますが、どうでしたか?
Y.Sさん
最初の1か月の講義形式の段階では、正直ついていけなかったです。HTMLやCSSは予習・復習をゴリゴリにやってついていきましたが、Javaが始まって後半になるにつれて厳しいと感じていました。予習・復習をしても思ったように理解できないもどかしさを感じていました。
Mさん
ある講義の進みが早くてまったく理解できず、わからなさすぎて悔しかったことがありました。経験者の同期メンバーから、経験者でも進み方が早いと思うし、もう少し先になったら理解できるようになるよと助言をもらえて心強かったです。
講義はついていけないところもありましたが、先生や同期に教えてもらえたので支障はありませんでした。
Y.Nさん
プログラミングの法則や書くことに慣れるように意識しました。講義の段階では理解できなくても、演習の中で理解が進みました。
Y.Sさん
チーム演習では自ら考えてプログラムを書いていくようになり、ここで大きく成長できました。あとは先生に質問したり、同期の皆と相談することが増えたのも大きいです。
Mさん
チーム演習は楽しくて、一日がいつの間にか終わっていました。わからないことはメンバーと協力して解決できました。
Y.Nさん
先生には質問しやすい環境だったので、ついていけたと思います。自分がどこまでできていて、どこがわからないかを明確にしてから質問するようにしていました。質問力をテーマにした本を読んだり、どうすれば上手に質問できるかをかなり意識して取り組んでいました。

入社前に準備したことは?

Mさん
内定者懇親会で新卒1期生からタイピングを素早くできるようにしたほうが良いとアドバイスをもらい練習しました。おかげで日本語入力は早くなったのですが、コードを書く際によく使うQやXといったアルファベットの入力練習は見落としていました…(笑)
Y.Sさん
私もタイピングの練習しました。Javaの本を買ってみましたが思うようには進まず…。3月になると研修の予習ができたので、少しではありますが予習をしたり、資格も念のため取っておきました。
Y.Nさん
業界研究をしたことと、ITパスポートを急いで取得しました。

入社してから苦労したことは?

Y.Nさん
配属直後はプロジェクトに関する知識がなく、わからない単語ばかりで、周りが話している内容が全くわかりませんでした。1か月くらいたつと、少しずつわかるようになってきました。
現プロジェクトではC#を使っていますが、研修で習ったJavaと似ているので、プログラミングに共通していることをあらかじめ研修で知れたのは良かったです。
Y.Sさん
入社して最初は大変でしたが、自分で成長を感じるのでこれからかなと思っています。少し困っていることは、リモートによるコミュニケーションの取りにくさです。Slackを使っていて質問などはしやすいのですが、出社して隣の先輩にすぐ聞ける日と比べると格段の差を感じます。
Mさん
出社時に周りが忙しそうにしているのを目の当たりにすると質問しづらいことも…。リモートワーク時にはSlackで質問しておくと、先輩の都合が良いタイミングで回答をいただけるので気兼ねなく聞けて便利です。作業によってはZoomで画面を共有しながら教えてもらうこともできるので、リモートワークでも支障はありません。
Y.Nさん
ほぼリモートワークなので、いろんな人と話す機会が欲しいです。業務とは直接関係ない仕事の話とかもしてみたい。

未経験でもやっていけそう?

Y.Nさん
お金をもらっているのに役に立っていないのではと不安でしたが、先輩が「今は元気に出社できていれば100点」と言ってくれて気が楽になりました。
もやっとしていることは面談で聞けるのと周りの方がカバーしてくださるので、今のところはやっていけそうです。8月末にOJTが終わるので、その後どうなるか少し心配です。
Y.Sさん
私は今のところ自習や調査といった作業が多く、業務があまり本格的に始まっていないので、ちゃんとやれているのか不安もあります。運用系のプロジェクトに配属になったので、個人的にプログラム学習を進めています。研修ではできなかったことにも挑戦できたり、理解度を深めることができているので、今のところ困っていない…かもしれないです。
Mさん
設計書を作成するチームに配属されたので、本格的なプログラミングはまだやっていませんが、まかされていることはできていると思います。キャパシティーの範囲内のことをやっている状況です。あとは、周りの方が気にかけてくれているなと感じます。
Y.Nさん
私の目線で説明をしてくれていると感じます。社内に変な上下関係は全くなく、良い意味でフラットな環境なのが驚きました。

工夫していることや取り組んでいること

Y.Nさん
社会人としてのマナーや言葉遣い、メールの文章ができているのか心配なので、OJTふりかえり時に言動に問題がなかったか聞くようにしています。
Mさん
同じく心配なので、メールは先輩に確認してもらっています。お客様と会ってお話をする機会があり、名刺交換をする日がこんなに早く来るとは思わず、手が震えました。
Y.Sさん
ITパスポート試験を受けよう、と同期と一緒に奮起しています。受かるだけではなく、基礎知識など得られることをなるべく自分の中に取り込もうとしています。
Mさん
最近、C#のWPFを使うことになり勉強しています。資料が少なくてどう勉強したらよいか悩みましたが、周りにも聞いたりしながら少しずつ理解を進めています。
Y.Nさん
C#の勉強や秋に受ける基本情報の資格習得に向けて勉強を進めています。その他にはSNS等でIT業界に関する話題は意識的に見るようにしています。

おわりに

新入社員にとって、今は初めてのことばかり。模索しながらの毎日なので、不安なこともあると思いますが、彼女たちのコミュニケーション能力や前向きに問題に取り組む姿勢を見ていると、これからの成長が楽しみです。

トラスティアではリモートワークを積極的に実施しているため、座談会はZoomでの開催となりました。顔を合わせる機会が少ない&会えたときはマスクで会話という日々が続いている中、画面越しではありますが、表情を見て会話ができるのは、やはりいいなと感じました。

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